ラルタンについて

保育園のお昼寝マット アエルの誕生物語

AER(アエル)誕生のきっかけ

「この商品で良いのか、もっと良いご提案が出来ないのか?」

 
子どもが寝ているイメージ

子どものためのお昼寝マットとは?

私たちは、寝具メーカー丸八真綿のレンタル部門を担当しており、以前より保育園のお昼寝布団もご案内していました。一般的に、小さいお子様用にはかたい敷きふとんが良いとされています。これは、顔が埋もれて窒息してしまわないように、また、まだ柔らかい骨格を支えられるようにという理由が大きいようです。ハッチでも以前はそれに倣い、『固綿敷きふとん』を採用していました。しかし、1年経ってレンタル先から返却されてきたふとんは毎回、汚れてかなりへたった状態でした。
 
定期的に衛生乾燥処理などは行っていましたが、洗えないので当然汚れは取れないのです。この商品で良いのか、もっと良いご提案が出来ないのか、という想いが次第に大きくなりました。
 
ここで私たちは改めて、乳幼児のために本当に理想的な敷きふとんの条件を考えました。
  1. うつぶせ寝になっても窒息しないような通気性の良いもの(もしくは、顔が埋もれてしまわないかたいもの)
  2. 柔らかい骨格をしっかりサポートしてくれるもの
  3. 洗ったり消毒したりと衛生面が保てるもの(汗やおねしょ、嘔吐など汚れてしまっても)
  4. 快適に眠れるもの(もちろんのこと)

 
 
『かたい』ことでクリアできる条件はほんの一部なのだと気付きます。毎日使うものですが、これまでなかなか商品開発が進んでいなかったのを感じました。子供たちのために、この条件を満たすより安全で衛生的なふとんが出来ないか。また、それに加えて、忙しい先生方が少しでも子供たちと触れ合う時間を多く取れるようにお手伝いが出来ることもあるのではないか。私たちはそんな気持ちで、新商品の開発に取り組むことを決めました。

AER(アエル)の開発~誕生

テーマは『通気性』と『衛生的』

 
開発にあたり、まず現場で働く先生方や育児中の親御さんからお話を伺いました。そこでもやはり、
 
『もっと通気性が良くて、衛生的に使えるふとんがほしい』
 
というお声が上がりました。 通気性については、今でも全国で年に何件ものお昼寝中の窒息等による事故が起きています。現場での大きな心配ごとのひとつなのだと改めて実感しました。
 
こうして、私たちはこの『通気性』と『衛生的』をテーマに、子供たちが安全に快適に眠れ、先生方も便利で安心、そんなふとんを目指し、商品開発を進めることにしたのです。
 
ブレスエアーイメージ

ブレスエアーは新幹線のシートにも

『通気性』と『衛生的』という2点をクリアするために私たちが中材として選んだのは、東洋紡の『ブレスエアーR』です。これは新幹線のシートなどにも使われている、3次元スプリング構造のクッション材です。通気性が抜群で、また汚れても丸ごと水洗いできるので衛生面も保てる素材なのです。また、その他にも耐久性、耐圧分散性、洗濯・乾燥性、耐熱性など多くの優れた特長を持っています。これらの特長が乳幼児の敷きふとんにピッタリだと考え、採用を決めました。
 
その中材の機能を生かし、なおかつ快適に眠れて使い勝手も良い。そんなふとんを作るべく、中材の厚さやかたさ、中材を包む側生地やカバーの素材、形状など、試行錯誤しつつ試作を重ねました。
 
そして出来上がったのが、AER(アエル)です。
アエルのイメージ

導入していただいた保育園

すこやか錦糸保育園 東京都墨田区

周りにはスカイツリーや大きな公園もありますので、天気の良い日は毎日お散歩、外遊びを中心に活動しています。